皆さん、こんにちは!
オーダーメイドで唯一無二な旅をプランニングする、旅コンシェルジュ・田中國之です。
今月もおすすめの旅情報をお届けします!
秋の足音が聞こえてきた今日この頃。とは言っても関東の日中はまだ厳しい残暑が続いています。
レジャーシーズンはしばし続きますが、皆さまはこの夏、どこかへ旅しましたか?
これからだけど行き先は未定という方、すでに旅行済みだけれど秋もどこかへ行きたいという方、そんな方々へこの秋、僕がリコメンドしたい場所はここ。
愛媛県松山市の道後温泉です!
松山市は愛媛の県庁所在地であり、中核市にも指定された四国地方最大の都市でもあります。現存12天守として知られる松山城を筆頭に、国宝や日本重要文化財など豊富な観光施設があることは有名ですね。
道後温泉のある道後町はその松山市の東部に位置しています。
日本三古湯の一つと言われている通り、道後温泉の歴史は大変に古く、約3000年前の神話の時代から続くとされています。
『古事記』や『日本書紀』、『源氏物語』にも「伊予の湯」として記述があり、この地を訪れた聖徳太子が建てた碑(但し現存の石碑は復元されたもの)が存在していたり、万葉集に収録された歌にも詠まれていたりなど、いにしえから愛されていた温泉地であることがわかりますね。
この地が夏目漱石『坊っちゃん』の舞台であることは有名ですが、街のシンボルとも言える重要文化財「道後温泉本館」がスタジオジブリの映画『千と千尋の神隠し』の油屋のモデルの一つとなるなど、道後温泉がなぜ数々の名作に登場するのか、きっとおわかりいただけると思います。とっても趣のある街なんです。
道後の街中には松山出身の俳人・正岡子規などをはじめとした句碑がいたるところにあります。さらに松山市主催文学賞の受賞作品も所々におしゃれに展示されています。
散策していると、まるで文学の世界に入り込んでいるような気分に……。
夜は街中のあちこちがライトアップされて、日中とは雰囲気がガラッと変わります。
道後エリアは素敵な建物が多く、ライトップされるとさらに情緒が増して、フォトジェニックな写真を撮るのにおすすめです!
道後温泉の顔の一つである「坊ちゃんカラクリ時計」のライトアップもとても素敵です。
このカラクリ時計は1994年、道後温泉本館建設100周年を記念して駅前の放生園に作られました。観光客からもとても親しまれていて、毎回多くの人だかりができます。
カラクリは8:00~22:00までの1時間ごと(土曜・日曜・祝日及び特別期は30分ごと)に音楽に合わせてせり上がり、小説『坊っちゃん』の登場人物が姿を現します。外観は道後温泉本館の振鷺閣をモチーフにしているのだとか。
歌に合わせてキャラクターが陽気に動く様は一見の価値あり!です。
最後に道後の魅力や歴史をハイカラ娘さんが説明してくれて幕引き。
この地がさまざまな文人を輩出した“文学の街”であることを、このカラクリ時計が感じさせてくれます。
そして、忘れちゃいけないのが温泉。
道後温泉には「露天風呂付き客室」のある旅館がたくさんあります。部屋の露天風呂に浸かってのんびり小説でも読みながら、暮れなずむ道後の街に思いを馳せてみるのも一興。
風景を堪能しながら、のんびりとした時間を過ごせる贅沢……。
夏目漱石の『こころ』にはこたつのある旅館が登場しますが、そのインスパイアでしょうか。
愛媛といえば柑橘も名物。道後には柑橘ジュースのお店が多数あって、飲み比べ体験ができるのでぜひお試しを。甘さが強いもの、少し酸味があるもの、香り高いものなど、柑橘それぞれの個性がよくわかります。気に入った品種があればお土産として持ち帰りや郵送もできますよ。
そして、やっぱり外せないのは食事!
松山市は海に面しているので、もちろん海産物が豊富。温泉旅館はもちろん、道後の街中でも瀬戸内の海の幸を存分に味わうことができます。僕のおすすめは鯛料理。特に、鯛出汁と共に供される釜炊きの鯛ご飯はマストです!
どれほど語っても語りつくせない道後の魅力、少しは伝わりましたでしょうか。
次回も素敵な場所をご紹介いたしますのでお楽しみに!それではまた~!
田中國之
東京都世田谷区出身。“おせっかいサービス”の提供をモットーとする旅行代理店・湘南トラベル所属。
好きな旅先は、国内なら鹿児島(九州大好き)、海外はフィジーとオーストラリア。いま一番行ってみたいところはエジプト。
湘南トラベルはお客さまの目的と予算に合わせ、旅をとことん楽しめるプランをオーダーメイドで作成します!気軽にご相談ください!
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