仕事をしている中で、なぜこの仕事をしているのか?わからなくなってしまったりすることはありますか?
「始めたばかりの頃はもっとやりがいを感じていたのに・・・」
「そもそも、そこまでやりたい仕事に就いたわけじゃないかも」
そんな状況の方もいるでしょう。
今回は、仕事や働き方を考える上で大切になってくる「やりがい」という切り口をテーマにセルフコーチングするための視点を考えていこうと思います。
たとえ、やりがいを今あまり感じられていないとしたら、価値を深掘りしていくことは大切になります。
そして、その価値を言語化して腑に落としていくことで、仕事へのやりがいを思い出したり、新たに見出したりすることができるかもしれません。
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あなたの会社(事業)はどんな価値を提供している?
あなたの会社や事業、または組織は、世の中にどんな価値を提供しているのか、改めて考えてみましょう。
事業が多岐にわたる場合は、自分の所属する部署のメインとなる事業で考えてもいいでしょう。
下記のような質問に答えてみましょう。
- あなたの会社が扱っているのはどんな商品・サービスですか?
- それはどんなことに役に立ちますか?
- どんな不便を解消してくれますか?
- どんな快適さを提供してくれますか?
- なんのために存在している商品・サービスでしょうか?
あなたの商品・サービスは誰に喜ばれるものですか?
あなたの会社が扱っているその商品・サービスは、どんな人のためのものでしょうか。
複数あるかもしれませんが、特にあなたが関わる部分で喜んでいる人、お客様になっている人を想像してみてもいいでしょう。
- どんなお客様が特に喜んでくれていますか?
- どんな人がどのような部分で助かっていますか?
- 特にどんな人がどのように困っているときに有効ですか?
- 直接的ではなく、間接的にメリットを得ている人は誰ですか?
- 具体的にどのように喜んでいますか?
直接的ではなくても、それによって間接的に喜んでいる人まで考えてみましょう。
なぜあなたはその仕事をしたいと思ったのですか?
あなた自身が、その仕事をなんのためにしようと思ったかを思い出してみましょう。
- 今の仕事に就きたいと思ったきっかけはなんですか?
- なぜ他の会社ではなかったのでしょうか?
- どんなことができたら嬉しいと思って今の仕事を選びましたか?
- なぜ他の仕事ではなく、この仕事でしたか?
- お客様ではなくても、組織の中であなたの仕事はどのような影響を及ぼしているでしょうか?
まとめ
もし「直接お客様と関わる仕事ではない」という場合も、あなたの仕事での役割は、もっと大きなある仕事の一部になっているはずです。
自分の仕事の先には、どんな価値があるのか?想像してみましょう。
やりがいを感じられないときは、役割や業務の一部しか見えていないときかもしれません。
その向こうには、誰かの喜ぶ姿がありませんか?
日々の業務で見えなくなっている価値はありませんか?
あなたのしている仕事の価値を再認識して、仕事へのやりがいを見出すために、ぜひ今回の質問を少し時間をとって考えてみてくださいね。
改めて思い出すことのできる楽しさや、やっていることについての価値・重要性に気づけるかもしれません。