大きな不満はないけれど、もっと仕事での意味を見出せたら・・・。
やりがいや満足度をより感じられたら、毎日がワクワクするのでは・・・。
そんな風に小さな違和感を感じることはありませんか？
では、仕事をしている中で、もっと満足度を高めたい場合、どんな視点で自分自身に対して問いを立てていくとよいでしょうか？
上手に問いを立てることができれば、もしかすると転職や独立など大きな環境の変化を起こさなくても、ほんの少しの変化で仕事での満足度はより高めることが可能かもしれません。
今の仕事で、増やしたい時間は？
仕事をしている時に、もっと増えたらより満たされた感覚になったり、感情がプラスに動きそうなことはどんなことでしょうか。
- 具体的にどんな作業をしている時が楽しい？
- 頼まれていないのについ夢中になってしまう仕事の種類は？
- どんな時に満足感を感じやすい？
- どんな時に、やっていてよかったなと思う？
例えば、「後輩に指導している時」は結構楽しいな、とか「プレゼン資料を作っている時」は集中力が増している、などがあれば、どのようにしたらそのような時間を増やせるか？と考えてみると今後のキャリアのヒントになることがあります。
今の仕事で、減らしたい時間は？
逆に、もっと減らすことができたら、自分にとってよりよい働き方だなと感じるのはどんなことでしょうか。
- どんな作業ならどんどん他の人にお願いしたい？
- どんな人がいたら助かる？
- 具体的にどのような時間が減ると嬉しい？
例えすぐに実現可能ではなくても、こういったことがわかっていると、今より満足度の高い働き方の選択肢が目の前に現れた時にすぐにその機会に気づくことができます。
今の仕事のやり方で工夫できることは？
あなた自身の工夫で、仕事のフィット感ややりがい、満足度が変化することはどんなことでしょうか。
- 今の仕事ですぐにできる小さな工夫は？
- なぜ今のやり方になっているのでしょうか？
- 他にもっとよいやり方を試してみた？
- あなたの仕事の中で、改善が必要な部分は？
仕事をしていると、これまでのやり方を続けているほうが考えるエネルギーが不要ですので省エネです。もちろん、それでうまくいっている部分や満足度が高い時にはそれを続けることが好ましいでしょう。
しかし、もしも少しの工夫で、より働き方が自分にとって望む方向へいくのなら、たまには「工夫できることはないか？」と立ち止まることも大切です。
まとめ
働き方をもっと自分に合ったものに変化させたい、より自分らしいキャリアを築きたい、と考えることは誰にでもあるでしょう。
そんな時には、大きな変化を想定する前に、まずは目の前の小さな変化に着目してみましょう。
そのためには、自分に対して良質な問いと向き合うことが重要です。
ぜひ、今の仕事の満足度をもっと高めたいと感じたら、ご紹介した3つの視点から自問自答してみてくださいね。
たった1つの気づきでも、十分に今後のあなたの働き方や仕事の内容に好影響を与えてくれるかもしれません。