皆さん、こんにちは!
楽しいトラベルプランを作成する“旅コンシェルジュ”の田中國之です。
今月も魅力的な旅情報を皆さまにお届けしますよ!

雨が降ったり止んだり、梅雨の時期のしっとりとした空気が心穏やかにしてくれますね。
今回は雨の日でもおすすめなスポットをご紹介いたします。
今回ご紹介するのは奈良県奈良市。
奈良、と聞いてみなさんがパッと思い浮かぶイメージそのままの素晴らしい場所が奈良市内にあります。
アクセス抜群!京都・大阪からも近い古都奈良へ

京都駅から近鉄奈良線で45分、京都や大阪からもアクセスしやすい立地が大変人気で日本人はもちろん、多くの外国人観光客で賑わっています。

「咲きさかる花のかがやくよう」と万葉集にうたわれ、1300年の歴史を誇る古都、奈良。
古き良き日本の本当の始まりと歴史を体感できる世界遺産に囲まれ、国宝・重要文化財の建築、仏像が数多く残されている場所でもあります。

藤と燈籠、そして神の使い——春日大社の魅力
まずは世界遺産 古都奈良の文化財でもある、春日大社の素晴らしさをご紹介します。
境内には、朱塗りのあでやかな社殿が立ち、古来より藤の名所としても有名です。

また、境内には春日大社国宝殿があり、国宝354点、重要文化財2505点を収蔵、公開しており日本でもこんなにたくさんの重要文化財を一度に見ることができる場所は大変少なく、本当に貴重です。
大変数多くの燈籠が奉納され展示されています。
室内外にある灯籠の数は3000 基、その素晴らしさは圧巻です。

また、境内のあちこちで鹿を拝むことができます。
春日大社の鹿は神の使いであり、人々の暮らしの中に溶け込んで一緒に生活をしています。

武甕槌命が奈良の地に移られる時、白鹿に乗ってこられたという伝承から、鹿は神様のお供であり神の使いとして大切に扱われるようになりました。

その伝承にちなんだ小さな白い鹿が口におみくじを咥えている”鹿みくじ”が大変人気を呼んでいます。
おみくじを読んだ後は持ち帰ることができます。
小さな自分へのお土産になるのも、また可愛い思い出になります。
しっとり濡れる街並みに、歴史と祈りを感じて

晴天の日はもちろんいいですが、どこかしっとりとした歴史を感じる奈良では雨の日がとってもおすすめです。
生き物の息吹を感じたり、素晴らしい仏閣で昔の食べ物をいただきながら、静かな時間を過ごしたり。
そうやってゆっくり過ごせる時間が奈良にはあります。

奈良には東大寺をはじめとし、様々な国宝、文化遺産がたくさんあります。
今見ても驚かされるほど美しく、荘厳で素晴らしい建築物や仏像たちですが、つくられたのは遙か昔。
昔は高いビルディングもなく、大自然に囲まれていたはず。

そんな中見た素晴らしいお寺に人々は感動せざるを得なかったのではないかと、思いを馳せずにはいられません。
いかがでしたか?
大昔にこんなに素晴らしいものが、こんなにたくさんあった奈良。
行って見たくなったのではないでしょうか?
それではまた次回のコラムでお会いしましょう!!またね!
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