保湿してるのに乾燥する…その原因、“隠れ乾燥”かも?
こんにちは。
日差しが強くなってきて、紫外線対策に追われる季節。
「ちゃんと保湿しているのに、なんだか肌がつっぱる」
「メイクのりが悪いし、午後になると粉を吹いている気がする…」
そんなお悩み、ありませんか?
実はそれ、「インナードライ肌(隠れ乾燥)」のサインかもしれません。
表面は皮脂でうるおっているように見えても、内側はカラカラに乾いている。そんな“ちぐはぐ”な状態が、30代以降の女性にとても多いんです。
今日は、「なんで保湿してるのに乾燥するの?」「そもそもインナードライってなに?」という疑問にやさしく答えながら、あなたの肌をしっとり保つためのヒントをお届けします。
インナードライ肌ってどんな状態?
“インナードライ”とは、文字通り「内側が乾いている肌」のこと。
肌の表面はうるおっているように見えるのに、内側(角質層)は水分不足で乾燥している…。そんな状態になると、肌は「もっと油分が必要かも」と勘違いして、余分な皮脂を分泌してしまいます。
つまり、「テカっているのに乾燥している」という、ちょっとややこしい肌状態が生まれてしまうんです。
特に30代を過ぎると、ホルモンバランスの変化や生活の忙しさで、肌の水分保持力が低下しがち。夏の冷房、紫外線、睡眠不足、そしてストレス…どれもインナードライの原因になります。
もしかして私も?インナードライのセルフチェック
下の項目、いくつ当てはまりますか?
- 朝はテカってるのに、午後にはカサつく
- 洗顔後、肌がつっぱる
- 化粧水がぐんぐん浸透するけど、すぐ乾く気がする
- Tゾーンはベタつくのに、頬や口元はカサつく
- ファンデーションが浮いたり、ひび割れたりする
2つ以上当てはまったら、インナードライの可能性大です。
保湿してるのに乾燥するワケ
「ちゃんと保湿してるのに…」という人が、実は多いんです。
でも、その保湿、もしかすると【肌の表面だけ】しか潤っていないのかもしれません。
インナードライ対策には、表面だけじゃなく「角質層までしっかり水分を届ける」ことが大切。
さらに、水分を届けるだけじゃなく「閉じ込める」工夫も必要なんです。
たとえば、化粧水だけで終わっていたり、さっぱりタイプのスキンケアだけを使っていると、水分が蒸発してしまって逆効果になることも。
インナードライに効くスキンケアのコツ
- とにかく“与える”前に、“落とす”を見直す
洗顔やクレンジングが強すぎると、肌のバリア機能が壊れて水分が逃げやすくなります。
摩擦レス・ぬるま湯洗顔を意識しましょう。洗いすぎ注意!
- 水分はすぐに与えて、油分でフタを
お風呂上がりや洗顔後は、肌が乾きやすいタイミング。
1分以内に化粧水をなじませて、そのあと美容液や乳液、クリームでしっかり“フタ”をしましょう。
- インナードライ向けの“浸透型”アイテムを選ぶ
ヒアルロン酸、セラミド、ナイアシンアミドなど、肌の奥まで届く成分入りの化粧品がおすすめ。肌の水分保持力を高める効果が期待できます。
- 「油分=悪」じゃない!適度な保護膜を
皮脂を完全に除去しようとするのではなく、うまく味方につける意識でケアを。バランスのとれた油分補給で、肌の乾燥を防げます。
生活習慣も見直してみて
スキンケアだけでなく、日々の習慣も肌に大きな影響を与えます。
- 睡眠:肌の修復は夜に行われます。最低6時間の睡眠を意識。
- 食事:ビタミンC、E、オメガ3脂肪酸など、肌の潤いに関わる栄養素を意識。
- 水分補給:1日1.5Lを目安に、こまめに水を飲みましょう。
- ストレスケア:好きな音楽や入浴で、心も肌もゆるめてあげてくださいね。
おわりに 〜“うるおい美肌”は、内と外から〜
「保湿してるのに乾燥する…」
それはあなたの肌が“もっと奥から潤わせて”というサインかもしれません。
表面だけじゃなく、内側からもふっくらとうるおう肌を目指して。
毎日のスキンケアと、少しの生活習慣の見直しで、肌はちゃんと応えてくれます。
無理なく、自分のペースで。
あなたの肌と、やさしく向き合ってみてくださいね。
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