今を生きる女性のためのコーチングレッスン

マインドセット今を生きる女性のためのコーチングレッスン

教育やビジネス、スポーツなど、幅広い分野で実績をあげている「コーチング」。近年はグローバル規模でコーチングを活用する人口が増え、日本でも定着しつつあります。
とはいえ、実際のところ「コーチングとはどのようなものなの?」「私たちの生き方・働き方にどのように役立つの?」とお思いの方も少なくないはず。そこでこの連載コラムでは、ワークライフバランスの2大要素である“仕事”と“プライベート”の側面から「私たちの日常に資するコーチング」について、ライフビジネスプロデューサー・松永真由氏がお届けします。


ライフビジネスプロデューサー : 松永 真由

 

ライフビジネスプロデューサー 松永 真由

  • T&R認定 デュアルデザイン(R)
  • コーチングプロフェッショナル資格
  • T&R認定 LD(R)ビジョン分析アドバイザー

15年前よりカラーセラピストとして活動を始め、その後様々な心理学・催眠療法・コーチングなどを学び、プログラムのアップデートを重ねる。

 現在は「脳科学」と「心理学」を中心に、意識だけではなく無意識の力も活用した「ライフシフトプログラム」を提唱。

ライフビジネスプロデューサーとして、「本当にやりたいことを見つけて実現していきたい方」に向け、メンタル・コーチングの個人セッションやグループワークを提供し、個人から企業まで幅広くクライアントをサポートしている。

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【婚活】幸せな結婚生活を送る女性が持つ「3つの特徴」

結婚をすれば幸せがついてくる?

結婚に対する価値観、女性としての生き方も多様化している近年。結婚をする・しない、そのスタイル、あり方、など選択肢もさまざまです。

でも、結婚すれば幸せがついてくるのでしょうか?
実際に幸せな結婚ができている女性はどのくらいいるのでしょう?

幸せな結婚は「運が良くなった」と感じるほどに、人生にプラスの影響を与えてくれます。
一方、全ての夫婦が最後まで幸せな結婚生活を送れるかというと、残念ながらそうではないのが事実。
では、どんな女性が幸せな結婚をしているのでしょうか。

家事や料理が上手な人?または笑顔を絶やさない人?
もちろんそれがプラスに働く可能性はあります。しかし、ポイントは別なところにあるのです。

結婚には「相手が見つかるまで」と「関係を育む時期」、そしてそれを「継続していく」プロセスがあります。幸せな結婚生活を送る女性には、それぞれのプロセスでどのように考えていたのか、実は特徴があるのです。
今回はそのなかでも、全てのプロセスに共通する「内面的な特徴」を3つお伝えしますね。

結婚の目的が「幸せにしてもらうこと」ではない

結婚の目的が
・仕事をしたくない(養ってもらいたい)
・一人だと寂しい
・人生を安定させたい
・とにかく子どもが欲しい
など、現状からの“逃げ”が無意識の中にある場合は危険です。

無自覚に「幸せにしてもらうこと」や「与えてもらうこと」ばかりを考えている人は、長期に渡る幸せな結婚生活を送ることはできません。

では、幸せな結婚をした女性はどうでしょうか。これは意識的に自覚しているかどうかは別として、次のような特徴があります。
・お互いの成長をサポートしあっている
・幸せは2人で創るもの、と考えている

自分も相手も「パートナーとして最初から完璧なわけではない」ということをよく理解しているのです。そして、共に「精神的・物質的・社会的に成長をしていくことが幸せにつながる」と考えています。

長年に渡って幸せな結婚生活を送っている夫婦は、結婚した時が幸せのピークではなく、時間が経てば経つほどより幸せになっていく、という傾向があるのです。

結婚に対するネガティブな思い込みが少ない

私たちには“無意識の思い込み”が無数にあります。これは人間が当たり前にもつ性質です。

今まで見聞きしてきた両親を始めとする身近な人たちの結婚生活が、思い込みとして無意識下に刷り込まれ、自分の結婚観に影響を及ぼします。その思い込みは何かの拍子に強化されたり、もしくは消えたり、ということを繰り返しています。自分の望む結婚生活に対し、プラスに働く思い込みもあれば、マイナスに働くものもあります。

幸せな結婚をしている人たちはたいてい、結婚に対して「よいイメージにつながる」思い込みをもっています。たとえば
・結婚をすることで仕事がよりうまくいくようになる
・結婚は自分を成長させてくれる
・結婚生活は人生をより豊かにしてくれる
などです。

一方、
・結婚すると自由がなくなる
・結婚は人生の墓場だ
・結婚すると面倒なことが増える
という思い込みがある場合はどうでしょうか。
結婚を望む気持ちがあってもこれらが足かせとなり、なかなか結婚に至らない、ということが起きます。もしくは、結婚生活に不満を抱えていても「結婚なんてこんなもんでしょ」と納得してしまいます。
あまり幸せとはいえない生活を我慢して続けるか、どこかで結婚を解消することになるでしょう。

普段はあまり意識することのない思い込み。それらが私たちの行動に影響を及ぼし、結果的に結婚の行く末を左右します。ここに気づくことで、現状を変えることも、未来を変えることもできるのです。

お互いの譲れない点を理解して柔軟性をもっている

結婚は「生活」です。
長く継続していくには「互いの違いを受け入れること」「妥協点を探すこと」「歩み寄ること」が必要です。また「違う価値観やスタイルを受け入れる柔軟な姿勢」をもつことも大切です。ある意味、神経質な人よりおおらかな人のほうが、幸せな結婚には向いているかもしれません。

しかし、日常生活においては誰にでも「譲れない点」「嫌なこと」がありますよね。この「譲れない点」「嫌なこと」が、相手が大切にしていることだったらどうでしょう?または、自分が大切にしていることが、相手の「譲れない点」「嫌なこと」だったら……。

こういったことによく挙げられるのが
・金銭感覚
・人間関係
・仕事絡みの事物
・親や兄弟、親戚との付き合い方
・お酒、タバコ、食事などの習慣
・生活リズム
です。これらは、正解や不正解、どちらが常識的か、というような話ではありません。その人が「大切にしていること」「譲れないこと」「許せないこと」に関わる問題です。
最初に書いたように、結婚は「生活」です。恋愛中は我慢をしたり見て見ぬ振りをできたとしても、結婚後はいずれ不満を抱えることになるでしょう。

相手には自分の譲れない点を伝え、歩み寄ってもらう。
自分も相手の譲れない点を確認し、理解して歩み寄る。
結婚をしてもぶれない軸を持つことは大切ですが、柔軟性もしかり。この両者のバランスを取り、相手と協調しながらやってくための努力が必要です。

歩み寄りと柔軟性を持って相手を受け入れていく姿勢が、幸せな結婚のためには不可欠なのです。

コーチング:「いい人がいない!」という前に

こんな理想な結婚生活を営無ことができたらいいですが、そもそも「なかなかいい人と出会えない!」という気持ちになっていたり、周りにそんなセリフを言っている方はいませんか?

次は、この「いい人がいない!」現象を少し深掘りしてみましょう。
そんな時に自分のマインドや感情とどのように向き合っていくのか?
そのためのチェックポイントとなるセルフコーチングのための3つの視点をお伝えしたいと思います。

セルフコーチングのための3つの視点

コーチング:行動面・探し方はどうか

  • 受け身になりすぎていませんか?
    いい人なんていないのでは?と思い込んでいると、積極的に見つけようと行動を起こす気にならず、行動せずに「いい人がいない」と言っているケースがあります。 このような場合は、まずは自分から積極的に動いてみることが必要です。
  • 出会い過ぎていませんか?
    実は出会いの数はあるんだけど、出会い過ぎているようなケースでは、関係を育んでいくステージに進む前に1人に絞ったり、選択することを躊躇してしまう心理が働きます。
    これは「いい人がいない」のではなく「もっといい人がいる?!」というのが深い部分での本音だったりします。 時にはより良い人に出会うこと以上に、すでに出会っている人と良い関係を育む方が実は大切です。
  • 探し方は適切ですか?
    例えば、使うアプリが自分の目的と合っていない、出会いの場に行っているがその場にいる人たちが自分の探しているような人がいる場所ではない、なんてこともあります。
    探し方を変えるだけで、見つかる確率はぐんと変わってきます。

コーチング:自己評価と相手への評価はどうか

  • 望む理想と自己評価はあっていますか?
    「普通の人でいいのに・・・」という方は、自分は決して理想が高くないと思っています。
    しかし、実際は「普通の人」というのをよくよく考えてみると、多くの人にとってハードルの高い厳しすぎる条件であることがよくあります。
  • 一般的な「普通」の条件ではなく、自分にとっての条件は?
    とくに女性には、女性特有の「自分を基準にして相手にはそれよりも高いものを望む」思考があります。
    それに加えて、もしも自己評価が現実より高い場合は、自分と釣り合わない相手を「普通」と定義してしまっているようなことも考えられます。

コーチング:自分にとっての「いい人」とは?

  • そもそも自分にとっての「いい人」はどのくらい理解できているでしょうか?
    もし、「そういえばいい人自体、わかっていないかも!」と思う方は、ぜひ自分に合う人を一度改めて考えてみることをおすすめします。
    そうすると、表面上の「いい人」、たとえば単に女性に慣れていたり、モテる人、女性の扱いの上手い人に振り回されるようなこともありません。
  • どんなポイントで自分にとっての「いい人」に気づく?
    おすすめは、一緒にいてなぜか安心できる人や、自然体でいられる人というのは自分にとっての「いい人」の可能性が高いです。
    その上で、大事にしたい部分に共通点があったり、尊敬できる部分や、逆に自分とは違っていて刺激となる部分などがある方は、あなたにピッタリな人かもしれません。

「幸せな結婚」を望む人へ

「幸せな結婚」と一口に言っても、明確に定義することはできません。そもそも“幸せ”の定義だって人それぞれですし、他人と比べるものでもないですよね。とはいえ、幸せな結婚をし、それを継続していくには「相手も自分も尊重していくこと」が重要です。尊重していくには相手のことはもちろんですが、まずは自分自信を深く理解することがキーとなります。

それにはまず、
・結婚に対してどんなイメージをもっているのか
・結婚することでどうなりたいのか
・自分に合うパートナーはどういう人なのか
・「大切にしていること」「譲れないこと」は何か
・パートナーは自分に何を求めているのか
を探ることから始めてください。

結婚することを目的にするのではなく、自分はパートナーとどのような未来を創っていきたいのかを思い描いてください。そんな結婚生活が実現したら、あなたの人生はきっと変化するでしょう。結婚生活が長くなればなるほど幸せが増えていきますよ!

幸せな結婚生活を送る人は、運が良いわけではありません。あなたが今、幸せな結婚を望んでいて、それがうまくいっていないのなら、このコラムで挙げた「内面的な特徴」3つを参考に、自分と向き合ってみてください。
いつ始めても遅くありません。
自分の心の声を聴いてみてくださいね。


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カミバサミ
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