皆さん、こんにちは!
楽しいトラベルプランを作成する“旅コンシェルジュ”の田中國之です。
今月も魅力的な旅情報を皆さまにお届けしますよ!
あっという間に暑い夏が過ぎ去ってしまい、夏恋しく思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回はそんな方におすすめな、来年の夏にぜひ行ってみて欲しい日本最大の花火大会のおすすめスポットをご紹介します!
今回ご紹介するのは、死ぬまでに一度は見てみたいと呼び声も高い、日本一の花火長岡の花火大会です。
長岡市は、新潟県の中南部に位置する市。
県内では新潟市に次いで第2位の人口を誇ります。
毎年8月2日、3日の2日日間行われている長岡市の花火大会は、その2日間で今年は延べ29万5000人が訪れたと主催団体が発表しました。
花火の打ち上げ時間は両日とも19:25〜21:10で、花火の打ち上げ数は驚きの2万発。
カメラに入りきらない花火たちが夜空を華やかに彩ります。
長岡の花火大会は長岡駅からの立地もよく、飛行機や電車で向かえるのも魅力のひとつ。
長岡の花火は慰霊・復興の祈りを込めた花火大会です。
戦争によって痛ましい被害を受けた長岡。
その忌々しい悲劇が二度と起きないよう、花火大会を通じて平和への願いを今世に伝えています。
毎年日程が決まっているのもそのためです。
たくさんの人が日本中から訪れる、長岡の花火大会を最高の場所から見るためには指定席のチケットが必要。
座席の種類によって倍率は変わってきますが、40倍を超える席もあるのだとか。
早めにチケットに応募して、指定席のチケットを確保する必要があります。
毎年4月ごろからインターネット、または専用のはがきで応募することが出来ます。
僕は今年、団体のチケットで仲間を連れて行ってきました!
全て場所が決まっているのでかなり前から並んで場所とりをする必要がないのが、この団体席の最大の魅力。
確約された良席は長岡の花火大会に最高の安心をもって向かうことが出来ます。
場所によっては開場する前から並んで場所とりをする有料観覧席もあるので、応募する前によく確認して抽選に申し込む必要があります。
急いで並ぶ必要がないので、早めに着いてまず、長岡の味覚を時間を気にせず堪能しました。
お米が美味しくて有名ですが、それ以外にも海産物や笹団子、お煎餅やお酒など様々な特産物があります。
中でもみなさんに召し上がっていただきたいものは『お赤飯』です。
「お赤飯」といえばお祝いごとには欠かせないものですね。
ささげや小豆で染めたピンク色のご飯は「紅白」を祝いの色とする日本文化においてとてもおめでたく、食卓を華やかにしてくれます。
ところが新潟県長岡市のお赤飯は、なんとしょうゆ色。
茶色の「しょうゆおこわ」なんです。
花火を見ながらみんなで食べるために、特産のものをたくさん買って会場へ向かいました。
会場には食べ物の販売がないので、会場近くで買ってから中に入る必要があります。
長岡の花火大会は打ち上げ時間がとても長く、様々な企業が協賛し花火を上げてくれています。
会社によって変わる様々か花火のショーをゆっくり楽しむためにも、お手洗いを済ませて必要なものはあらかじめ買っておくといいでしょう。
今回最も強くおすすめしたい、ここでしか見れない花火の一つをご紹介します。
長岡花火大会の名物「正三尺玉」
直径約650mの大変大きな華やかな花火で、なんと玉の重さは300kg、使用する火薬の量は80kgにも及び、超大玉花火を見ることが出来ます。
その大きさもさることながら、開花と同時に伝わる轟音もとっても特徴的です。
体にズシンと衝撃が来るほどの迫力があり、思わずみんな驚きの声をあげていました。
最後に花火師さんに感謝の気持ちを込めて、観客みんなで感謝のライトを振ってお礼を伝えて、長岡の花火大会は終わりを告げます。
最初から最後まで様々な演目で楽しませてくれる花火をゆっくり座りながら大事な人たちと眺めることが出来て、人生で最高の思い出になりました。
みなさんもぜひ、来年は最高の思い出つくりに長岡花火大会へ行ってみてはいかがでしょうか?
それではまた次回のコラムでお会いしましょう〜!!
またねー!