みなさん、こんにちは!旅コンシェルジュの田中國之です。
沖縄に加え、九州南部と東海、関東甲信が梅雨明けしました。例年と比べて異例の早さですが、特に関東甲信では観測史上最も早い梅雨明けとのこと。6月とは思えない真夏のような気温で、これからうだるような暑さがしばらく続くと思うと、うつうつとした気分になる方は少なくないのでは?そんな時には自然のエネルギーとマイナスイオンをたっぷり浴びに出かけるのはどうでしょう。今回ご紹介するのは、日本有数のパワースポットエリアである宮崎県高千穂町です。
高千穂町は宮崎県の最北端に位置し、大分県と熊本県との県境にあります。天孫降臨の地といわれ、神々の故郷として『古事記』や『日本書紀』にも記されています。町内に点在する数々の神社は、国内はもとより海外でもパワースポットとして名を馳せています。
そんな高千穂町での僕のいち推しスポットは、国の名勝、天然記念物に指定されている「高千穂峡」です!
この写真を見るだけでもマイナスイオンを浴びた気になりませんか?(笑)
済んだ空気と大自然が、心も体も癒してくれること間違いなし!
実は、高千穂峡と熊本にある阿蘇山はとても深い関係にあります。
この美しく生命力に満ちた景色は、阿蘇の火山活動により誕生しました。幾度かの火山活動と長い年月を経て、高さ80〜100mにも達する断崖が7kmも続く大峡谷になったのだとか。
高千穂峡は宮崎県北部を流れる五ヶ瀬川にかかっており、峡谷沿いには真名井の滝、玉垂の滝、あららぎの滝などが流れ落ちています。太陽に照らされてキラキラと輝くエメラルドグリーンの川は、まるで宝石のように美しく、とても神秘的。きっと時間を忘れて見入ってしまうことでしょう。
晴れた日にはぜひ貸しボートに乗ってみてください。渓谷の中を行き来しながらあちこちの滝を下から眺めつつ、マイナスイオンを全身で浴びることができますよ!(※ボートは事前予約推奨)
渓谷沿いにはハイキングを楽しめる遊歩道があり、ボートとは違った楽しみ方ができます。
高千穂では石に神が宿ると信じられており、町の神社にも御神体として祀られていますが、道中のさまざまな場所でも不思議な形の石や願掛のための石積みなどを見ることができるんです。
高千穂峡散策のあとは、ぜひ美味しい食事に舌鼓を打ってください。周辺にはとっておきの郷土料理が食べられる飲食店が軒を連ねています。
僕のおすすめは高千穂の食材を使用した囲炉裏料理。とれたての鮎の塩焼きや、豆腐や里芋、茄子、こんにゃくなどの田楽など、どれも贅沢な味わいです!
こんな風に食材がゆっくりゆっくりと焼かれていく様を眺めることができるのも、高千穂峡でのレクリエーションのひとつです。
焼きたての鮎や田楽を噛みしめるたびに「命をいただいている」という実感がわいてくる食体験でした!
神の存在を感じ、マイナスイオンを浴び、美味しい食事に舌鼓を打つ。高千穂峡を訪れれば、心身共にパワーチャージできること間違いなし!ぜひ現地を訪れてさまざまな恵みを享受してください!
それではまた次回!お楽しみに〜!