皆さん、こんにちは!
楽しいトラベルプランを作成する“旅コンシェルジュ”の田中國之です。
今月も魅力的な旅情報を皆さまにお届けしますよ!
今回皆さんにお届けするのは、日本近畿地方に位置する和歌山県より、世界に誇れる!
知られざる和歌山の魅力についてお知らせしていきますよ!
和歌山市は、和歌山県の北部に位置する都市で、県内では人口が最多の和歌山での中心都市です。
和歌山では新鮮な海の幸はもちろん、みかんや梅、お醤油など日本を代表する名産も数多く存在します。
今回は和歌山城の魅力から皆さんにお伝えしていきますね!
まず和歌山城に入ってすぐ目を見張るほどの素晴らしい石垣に魅了されます。
よく見てみると一部の石垣には家紋が刻印されており、現在数えられているだけで2110個もの石に家紋が入っていることが確認されています。
和歌山城は、虎伏山(とらふすやま)に天守閣が立つ和歌山市のシンボルです。
その昔天守閣は和歌山弁で「おてんしゅ」→「おてんす」と呼ばれて親しまれてきました。
虎伏山とはその名の通り、虎が伏せた姿勢に似ているためつけられた山です。
昔の人は山にも生き物の姿を見たんです。
なんだか素敵ですね。
戦後復元された天守閣の中に入ると刀や鎧等の展示室を見ることができます。
昔戦国の世で振るわれていた金棒を持ち上げられる体験も出来ます。
こんなに重たいものを振るって、重たい甲冑を来て戦っていたなんて、信じられませんね。
展望台へ登ってみると、紀ノ川の眺めも素晴らしく、和歌山市内を一望することができます。
夕日の時間にはあたりが夕焼けに照らされて、これまた絶景です。
中でもこの御橋廊下は他では見ることの出来ない江戸時代に藩主とお付きの者だけが通ることを許された貴重な廊下です。
和歌山城のように勾配があり、斜めにかかるものは全国的にも珍しいそう。
靴を脱いで実際に渡ることが出来ます!
また、和歌山城の敷地内には無料の動物園も併設されています。
無料で動物たちと触れ合えるのは、なかなかないですよね!
ぜひ和歌山城に行かれた際は立ち寄って見てください。
そして和歌山には言わずとも知れた、世界に誇れる技術があります。
それは世界初、自動手袋編み機の開発に成功した会社が和歌山にあるということです。
コンピュータ横編機では60%超、手袋編機では80%超の世界シェアを誇る編機 のトップメーカーです。
繋ぎ目のない手袋はもちろん、セーター、ワンピースなど様々なものにその技術は応用され、600以上の特許をもち、様々なブランドと専属の契約をしているすごい会社です!
その会社のあるビルはもともとは「丸正百貨店」という老舗のデパートでしたが、2001年に倒産。現在は中心街の再生のシンボルとして親しまれています。
そこでは自動式編み物の機械の歴史や、作品を見ることが出来るだけでなく、実際に手袋やマフラー、コースターなどを作る体験が出来ます!
今回は手袋作りを体験させてもらいました!
片手で50円、両手100円という良心的な値段で体験することができ、自転車を漕ぐことで編み進めていく約30分の体験になります。
自転車をひたすら漕ぎ続ける30分は、まぁ〜!!しんどい!!
でも手袋が編み機から出て来た時の感動はひとしお、そして手にはめた時の喜びもひとしおでした!!
お子さんから大人まで楽しめる体験が出来るので、本当におすすめです。
和歌山城からも程近い、元丸正さんの建物にある世界に誇れる島精機製作所さんへぜひみなさんも行かれてみてはいかがでしょうか?
それでは次回のコラムでお会いしましょう〜!またね!