今を生きる女性のためのコーチングレッスン

マインドセット今を生きる女性のためのコーチングレッスン

教育やビジネス、スポーツなど、幅広い分野で実績をあげている「コーチング」。近年はグローバル規模でコーチングを活用する人口が増え、日本でも定着しつつあります。
とはいえ、実際のところ「コーチングとはどのようなものなの?」「私たちの生き方・働き方にどのように役立つの?」とお思いの方も少なくないはず。そこでこの連載コラムでは、ワークライフバランスの2大要素である“仕事”と“プライベート”の側面から「私たちの日常に資するコーチング」について、ライフビジネスプロデューサー・松永真由氏がお届けします。


ライフビジネスプロデューサー : 松永 真由

ライフビジネスプロデューサー 松永 真由

  • T&R認定 デュアルデザイン(R)
  • コーチングプロフェッショナル資格
  • T&R認定 LD(R)ビジョン分析アドバイザー

 


目次

結婚にいいイメージが持てない方への3ステップ

以前の記事の中で、幸せな結婚送る女性は「結婚に対するネガティブな思い込みが少ない」旨をお伝えしました。

私たちには自覚していない“無意識の思い込み”が無数にあります。自分らしい生き方にプラスに働く思い込みもあれば、マイナスに作用するものもあります。
そして、人は意識下(=思考、認識している状態)より、無意識下(=固定観念、イメージなど)から受ける影響の方がはるかに大きいのです。両者が一致していればいいのですが、不一致の場合は無意識下からの影響をより強く受けます。

幸せな結婚生活を送る人たちの多くは、結婚に対して意識下も無意識下でも「いいイメージ」を持ち合わせています。

一方で、結婚を望みながらも結婚生活にいいイメージが持てない場合、無意識の思い込みが足かせとなって結婚にまで至らない、ということがたびたび起きます。また、あまり幸せとは言えない結婚生活を続けたり、どこかで結婚生活を解消することになったり、という事態に至ることも考えられます。

そこで今回は、「結婚したいのにできない」女性に向き合ってもらいたいポイントの中で、「結婚にいいイメージを持てない」方が取り組むべきセルフコーチングの3ステップをお伝えします。

今は結婚に対する価値観、生き方も多様化していますし、そのスタイル、あり方も様々です。

わかりやすく「結婚」という言葉を使っていますが、「パートナーシップ」と解釈していただいて構いません。事実婚の場合もありますし、必ずしも男女とは限りません。

このテーマは「ビジネス上のパートナーシップ」においても当てはまることが多いと思います。ぜひ、ご自身の状況に照らし合わせて読んでみてくださいね。

STEP1. 結婚に対して持っているイメージを探る

まず、下記項目からご自身が該当するタイプをご確認ください。

■結婚に対していいイメージがない、だから結婚しない、と決めている方
→結婚する・しないは個人の自由ですので、全く問題ありません。
 でも、決めているとはいえ「可能性はゼロではない」という方は、STEP2以降をご覧ください。

■結婚に対していいイメージがない、という自覚はあるが、結婚したい方
→STEP2以降を参考にしてください。

■結婚はしたいけれど、恋人がいても結婚まで至らない方、婚活がうまくいかない方、自分が持つイメージなど考えたことがなくわからないという方
→下記の項目をノートに書き出してみましょう。

「〇〇」や「△△」の部分に思い浮かぶ言葉を入れてみてください。

  • 結婚したいけれど、結婚してしまったら〇〇となり、それは△△だ
  • 結婚したらきっと〇〇がなくなる、△△を犠牲にしなければならない
  • 周りの結婚生活を見ると〇〇と思う

何も思い浮かばない場合は、足を引っ張るような結婚へのマイナスイメージはないかもしれませんね。
何かしらの言葉が意識にのぼるのであれば、STEP2でさらに自分と向き合ってみましょう。

STEP2. マイナスイメージの原因を突き止めて「癒す」

結婚にいいイメージがない場合、よくあるケースとしては

  • 両親の結婚生活
  • 友達の結婚生活
  • 世の中のニュースや記事

など、周りの結婚生活を見たり聞いたりしているうちにイメージが悪くなってしまった、というパターンがあります。

また、

  • 結婚に失敗したことがある
  • 親の離婚により片親家庭で育った

など、自身の経験からいいイメージを持てない、というケースもあります。

実体験から「幸せな結婚など稀にしかない」「自分は結婚に向いていない」などと思うようになる場合もあります。

あるいは「そもそも幸せは長く続かないもの」という人生観、世界観のようなものを無意識的に持ってしまっている方もいます。

このステップでは、結婚にいいイメージが持てない原因を深堀りしてみましょう。「こういうことを見聞きしたからだったのか」「この経験からだったのか」とその根源を突き止めてください。

そして、導き出された結果を受け入れるのです。「そう思ってしまったとしても仕方がないよね」と、いいイメージを持てていない自分をやさしく労わってください。

突き止めて、受け入れ、労わる、というプロセスが無意識の思い込みを癒し、昇華してくれます。この作業を経ることで「よくないイメージ」を「いいイメージ」に変換しやすくなります。

これが成功すると、婚活がスムーズに進んだり、それまでのパートナーシップに変化が起こりやすくなったりしますよ。

STEP3. 新しいイメージを持てるようにする

マイナスイメージの原因がわかったら、次は新しいイメージ=「いいイメージ」を持てるようにしてください。

どういうことかというと、頭で考えていても心が望んでいなければ物事は動きません。ですので「結婚はいいものかもしれない」「うまくいかない結婚生活も多いけれど、幸せな結婚生活をしている人もいる」といったような、新たな認識を自分に刷り込んでいく必要があります。

幸せな結婚生活を送るカップルとコミュニケーションを持ったり、その様子を窺ったりなど、「いいイメージ」に繋がるインプットを増やしていきましょう。ハッピーエンドのラブストーリー本や映画に触れるのも1つです。

あなたの周りにいる人たちは今、どのような結婚生活を送っていますか?もし結婚やパートナーシップがうまくいっていないケースが多いのなら、しばらくは付き合う人たちを変えてみる、という選択もあります。まるっきり付き合いを辞めるというわけではなく、「いい例」のインプットを増やして「悪い例」の影響を少なくするためです。さまざまなパートナーシップの例を知り、「自分だったら何を望むのか?どうなりたいのか?」を探ってみてください。

これからの行動を選択し、実現できる「自分作り」が大切

私たちが何かを望む時、意識(頭)と無意識(心)が一致しているならスムーズに行動に移すことができます。しかし、バラバラのときは葛藤が起こります。

無意識の影響力は強く、結婚を望む(意識下)ものの婚活にスイッチが入らない、お見合いをしてもお付き合いまで至らない、結婚を足止めするような事象が次々と発生する、などに心当たりがある方は、「本当は結婚したくない」自分と葛藤している可能性が高いです。婚活に励むことで心身が消耗したり、途中まではうまく進んでも最終的に破談したり、という方も同様です。

心理学では一般的に「親の結婚生活」の影響を多大に受けることが知られています。もしマイナスイメージの原因がそこにある場合は、まず「自分と親は違う」ことを認識しましょう。

大切なのは「過去の自分と今の自分は違う」と強く意識すること。過去に縛られ、過去の基準で生きるのではなく、「こうなりたい」と心の底から望む未来を思い描いてください。そしてこれからの行動を“選択していける” “実現できる”「自分作り」をしてください。

自分はどんなふうに生きていきたいのか、どんな結婚をしたいのかーー。
素直にご自身の願望と向き合いましょう。現状は関係ありません。
そしてシリアスにならず、冷静に、楽しみながら、自分作りをしてくださいね。

婚活における”時間軸の足枷”を探る

婚活を阻む“時間軸の足枷

結婚を望みながらも思うようにいかない女性には、タイミングや時期、自身の年齢に関して無意識下でマイナスイメージをお持ちの方がいらっしゃいます。それらが足枷となって婚活がうまく進まないケースが多々あるのです。

その足枷は「まだ」「もう」「今は」の3つの時間軸にパターン分けすることができます。今回はそれらについて説明しつつ、外すためのヒントをご紹介しますね。

これは婚活や結婚だけじゃなく、ビジネスなどにも適用することができます。自分の願望を実現しようとする過程で、無意識が障壁となって成功を阻むケースは少なくありません。さまざまな分野に当てはめながら読んでみるのもいいですよ。

パターン1:「まだ」と先延ばし

婚活をしたい、しなきゃ、と思いながらも「まだいいや」と先延ばししている方は大変に多いです。このパターンは大きく3タイプに分けることができます。

  1. 現状を変えるためのモチベーションが上がらない

「まだ行動する時ではない」「まだスイッチが入らない」など婚活への意欲が出ないことを理由に足踏みするタイプです。

そもそも、婚活をモチベーションに頼ること自体が間違っているのです。

モチベーションが上がらない理由を自分に問いかけてみましょう。それこそが“結婚できない理由”に繋がっています。

  1. 単純に面倒くさい

恋愛・婚活・結婚が「面倒くさい」というタイプ。まずは「面倒くさい」の一言にまとめている部分を解きほぐしてください。

ここで具体例を挙げますね。

コーチングの過程で「結婚後に発生する相手の親族との付き合い」に対するマイナスイメージがネックになっていたことに気づいた方がいました。そして「そんなことで結婚を先延ばしに?」とご自身で驚いていました。

結婚後は、ほどよい距離感を保ちながらパートナーのご親族と仲良くされているようです。無意識下の先入観はただの杞憂に終わりました。

  1. 過去の相手を忘れられない

関係が終わった相手について「忘れた、吹っ切れた」とは思っていても、無意識下では精算をしきれていない場合があります。復縁したいわけではないのに、まだ、どこかに引っ掛かりを感じてしまうのがこのタイプです。完全に切り替えられないのであれば、目に入る思い出のものを処分するなど、意識的な工夫をしてみましょう。

パターン2:「もう」と諦めている

「もう遅いかも」「もういいや」と諦めモードに入ってしまうパターンも少なくありません。うまくいかないと挫けそうになる、その心情はとてもよくわかります。でも、気持ちの持って行き方を変えることで、事態が好転することもあるのです。ではタイプ別に見て行きましょう。

  1. 年齢で諦めている

婚活市場における年齢の影響は明らかです。実際に数字が出ていますし、婚活を始めるには早ければ早いほど有利なのはまぎれもない事実。

しかし。結婚したい意思があるのなら、年齢を言い訳に諦めてはいけません。時は過ぎていくばかりです。「今、この瞬間が一番若い」という気持ちを持って婚活に臨むようにしましょう。

  1. 時代で諦めている

コロナ禍に突入して発生したファクターです。実際に2020年の婚姻数は急減しており、コロが影響しているのは明らかです。

でも、この期間に婚約・結婚した方もたくさんいます。時代がどうであれ、自分が結婚したいのかどうか、その気持ちを大切に行動してください。

  1. 出産の可否で諦めている

これもよくある話ですね。出産は年齢も関係しますが、それ以外のところに原因があることも少なくありません。男性由来不妊もありますし。出産の可否でパートナーとして除外されてしまう婚活市場での現実と、だからといってそれを言い訳にして結婚を諦めるのは別問題。出産を結婚の条件としない男性も多数いらっしゃいます。ここで諦める必要はありません。

パターン3 :「今は」余裕がない

パターン1と3は似ているようで違います。1は「まだ余裕があるから先延ばしにできている」状態、3は「今はそれどころじゃない」「今は他のことを考えられない」状態です。

  1. とにかく忙しい

仕事はもとより、ライフワークや家庭の事情(介護など)で余力がなく、

・相手と出会う時間が確保できない
・婚活が心理的にも身体的にも辛い

なので、結婚したい気持ちはあるけど仕方がない、と思っているタイプです。

まずはこの状態について「どうしたいか?」「どうできるか?」を考えていきましょう。

しかし、現状に幸せを感じているのなら、結婚しなくてもいいかもしれませんね。

  1. 目標達成を条件にしている

・仕事上の目標をクリアしたら婚活に意識を向けよう
・成功するまで婚活は考えられない、考えてはいけない

と考えているが故に「仕事や家族のこと、自分のこと」が落ち着つかないと、恋愛や婚活などに意識を向けないようにしているタイプですね。結果が出るまで考えてはいけない、手をつけてはいけない、と強く思い込んでいる方もいます。

  1. 婚活・結婚にエネルギーを費やしたくない

・婚活は労力がかかる
・円満な結婚生活を維持するには相当な努力が必要

など、無意識下で婚活や結婚にマイナスイメージをお持ちの方は非常に多いです。それは、自身の過去の経験が大きく影響しています。

さらに、この先には「恋愛での消耗に疲れたから結婚したい」という感情が生まれる場合も。もしそういう想いを抱えてしまったら、自分にとって楽な相手を選びたくなりますよね。日常生活を共にする相手は楽な方がいいし、もちろんそれでも構いません。

しかし、それ”だけ”が基準になってしまうと、互いの人間的成長は期待できません。人間的成長は「幸せな結婚に必要な要素」ですので、その傾向は危険を孕んでいます。

①のケースは「忙しさをセルフコントロールできないと思っている」方が多いのに対し、②は「あえて意識を向けないスタンスを採る」という違いがあります。

しかし、①と②には共通の特徴があります。それは「目標が達成できたので、これから真剣に婚活に取り組みます」と前のめりになるケースが非常に稀なこと。「成功したら」「仕事を成し遂げたら」という思考は男性的と捉えられがちですが、実はキャリア志向の女性にも頻繁に見られる傾向です。

この両者に紐づくことが多いのが③。このケースは離婚時の苦労が身に染みて「次もうまくいかなかったら…」と無意識に警戒してしまっている方にも見られます。特に、結婚生活で失ったものが大きかった、と思っている場合は、その経験から意識下、無意識下を問わずうんざりしてしまうのです。

いずれのケースも、本当に余裕がないのか、自分の気持ちを深掘りしてみてください。婚活をうまく進められない言い訳にしていませんか?

気づきが現状を変える

パターン1〜3の中に、自分にも似たような思い込み・イメージはありましたか?

大切なのは、自分の願望を実現しようとする過程で「こんな思い込みが足を引っ張っていたんだ!」と “気づく”こと。気づきを得たなら、「今信じ込んでいることは本当なの?」と結婚や婚活に対するご自身の意識を疑ってみてください。

気づき、疑うことで、これまで足枷となっていた部分が揺らぎ始めるでしょう。そのタイミングで「じゃあ、どうなったら嬉しい?」と自分に深く問いかけるのです。この一連の流れで気づいたこと、湧いてきた本心が、現状を変える力となります。

婚活市場で年齢が大きなポイントとなるのは間違いありませんし、結婚には確かに時期・タイミングがあります。しかし、先延ばしも、諦めも、余裕のなさも、現状を変えないことには前進もできません。「まだ」「もう」「今は」の足枷を外すことで、事態があっけなく好転するケースは少なくないのです。

幸せな結婚生活を送るには、互いの努力やエネルギーが必要です。そこが満ち足りているなら、良い気がめぐり、糧となります。相手にも力を与え、自分の支えにもなるようなエネルギーが循環するのです。それは婚活の現場においても同じこと。時間軸の足枷に捉われず、自ら時期やタイミングを作りだし、エネルギーを好循環させるのです。それがあなたにとっての「一人」との出会いに繋がりますよ。

自信を持てない人は婚活もうまくいかない?

「自信がない」と一口に言っても、自分に自信が持てないだけではなく、恋愛や異性との関わり方に自信がないというケースもあります。

恋愛はしているけれど「幸せな結婚生活を送る」ということに自信がない、という方もいらっしゃいます。
婚活を成功させるには自信を持つことも大きなポイントとなります。
自信がない方がどのように自分と向き合えばいいのか、自信を持つためにはどうすればいいのか、そのヒントを解説していきますね。

1.パターン別「自信が持てない」理由

自信が持てないために婚活において尻込みしている方にはいくつかのパターンがあります。
まずはよく見られる事例を挙げていきますね。

容姿・外見に対する自信が持てない

自分の容姿にコンプレックスを感じている、身体的な問題を抱えている、ダイエットの途中、などがあって異性に対して気後れしてしまっているケース。

自分は異性にモテない、ウケがよくないと思っている

料理が苦手、部屋が片付けられない、女性らしくない、など「異性にモテる女性はこういうタイプ」というイメージと自分の実態が違うため、ウケがよくないから婚活は難しいかも、と思っているケース。

人間関係の構築に自信がない

相手に甘えられない・信頼できない、異性と親密になるのが苦手、など自分の性格は結婚に向いていないと思っているケース。

自分は結婚しても幸せになれないと思っている

自分には幸せになる資格がない、幸せになるために現状を変える力がない、幸せな状態を継続させる自信がない、など「幸せになる」ことを無意識下で否定しているケース。

上記パターンに当てはまるものはありましたか? これはあくまでもよく見られる事例です。
他の理由がある方ももちろんいます。 まずは婚活に自信を持てない理由を深掘りし、しっかりと認識しておきましょう。

2.「自信を持てない人」の特徴

実は、自分に自信を持てない方には特徴があります。ここでは代表的な3つを見ていきます。

「〇〇な人は結婚できない」という思い込みがある

例えば「自分は家庭的ではないし、料理も得意ではない」だから結婚できない、結婚に向いていない、という方。 これには

  • 料理が得意ではない人は結婚できない
  • 自分は料理が得意ではない

という2つの思い込みがあります。 どちらも“真実”ではない可能性がありますよね。
料理が得意な男性と結婚した女性や、苦手意識があったけど料理を続けていると上手になったという女性もいます。

過去の失敗のイメージに囚われている

過去の恋愛で失敗経験があり、自信を失ってしまったという方がこれにあたります。
例えば「長く付き合っていた彼と結婚寸前までいったのに破局。その後は誰と付き合っても長続きしない。
もう誰かと関係を築くのは無理かもしれない」など、過去がトラウマとなってうまくいかないケースです。

他人と比較してしまい自信が持てない

人間の脳は常に他者と比較するようにできていますから、他人と自分を比較するのは自然なことです。
ただ「結婚できるのは○○な女性」で「自分は違う」とか、「男性は△△な人が好き」だけれど「自分は当てはまっていない」など、“世間の常識や一般論から外れた自分に対して自信が持てない”方は、実は少なくありません。
しかし、他人と自分を比較したところで婚活がうまくいく、なんてことはありません。
これらの特徴は多かれ少なかれ、誰もが持ち合わせている性質ですので、当てはまるからといっても心配ありません。
ただ、これらはあくまでも「単なる思いこみやイメージ」であることを理解してくださいね。

3.「自信を持つ人」になるには

では、どうすれば自分に自信を持てるようになるのか、ヒントをお伝えしますね。

自分という存在の「価値」と「自分の行動・在り方」は違う、と認識する

一生懸命に婚活に勤しんでいたものの疲れてしまった、という女性の中には“今の自分”ではダメなので“新しい自分”になろうと無理をした結果、相手の好み合わせるための努力に疲れてしまう、というパターンが見受けられます。
「“本来の自分” “ありのままの自分”を受け入れてくれる男性はいないのでは?」との思い込みから、自分の存在について価値を感じられず、変わらないといけない、思い込んでしまうようです。
しかし、それでは自分自身も、自分の存在をも否定することになります。現在の「自分」認め、受け入れ、肯定してください。

どのような自分になりたいのかを考える

「こんな女性になりたい!」とポジティブな目標を定め、どういう状態が“理想の自分”なのか、下記の項目に沿ってイメージしてみましょう。

  • 幸せな結婚をしている自分はどのような心持ちで日々を過ごしている?
  • どんな結婚生活を送っている?
  • 日々の言動や態度、行動は?

日頃から「こんな時の自分はきっとこうしているはず」という輪郭を明確にし、自分の中から〝理想の自分〟像を引き出しておきましょう。
これを意識的に行うことで内面が磨かれ、成長することにつながります。
これはご自身の魅力をより引き出すための作業ですので、自分に無理をする、自分を曲げたり変えたりする、などとは全く異なります。
変化するのではなく成長するのです。

成長のための行動を繰り返す

小さくてもいいので行動を変え、成功体験を積んでいきましょう。少しずつでもいいです。
まずは行動を起こすことです。
ここで幸せな結婚生活を送っている自分をイメージしてみてください。

例えば、休日にはリラックスできる空間作りをしているだろうな、と頭の中で思い描いたなら、実際にお部屋を整えてみましょう。
できそうなことはすぐに実行するのです。 そういう瞬間増やし、小さなことでも行動を変えていくことが成長につながります。

自信とは「自分を信じる」と書きます。
「今の自分なら幸せな結婚を掴むことができる」と思えるような自分を想像してみてください。
その時どんな行動をしていますか?もしくは絶対にしない行動はなんですか?
これは「今のままでは結婚できませんよ」という話ではありません。

成長し、ご自身に自信を持つためのステップです。
もちろん、過剰な自信は現実を見誤る危険性がありますし、男性に引かれてしまう可能性もあります。
しかし、自分に自信が持てていない状態では、どんなに婚活を頑張っていても無意識にネガティブな言動や行動をしてしまうかもしれないのです。
相手にもマイナスイメージを与えてしまいかねません。

「婚活がうまくいく女性はこんな考え方や行動をしているのでは?」と想像力を働かせ、そこに近づくためのアクションを起こしていきましょう。
少しずつでいいのです。やがて、自分の婚活が成功に近づいているイメージも持ちやすくなりますし、自然な形で自信が持てるようになりますよ。

“相手の目を通した自分”も意識する

自信がない女性によく見られるのが「男性はこういう女性が好きだろう。 でも私はそうではないし…」というように「今の自分にないもの」にフォーカスしている事例です。
自然に“自信”を育むためには、その視点を変えることが大切です。

もし自分が男性だったら、と想像してみてください。
どんな女性と人生を共に過ごしていきたいですか?
「私のこういう側面がパートナーを幸せにできるのでは?」「私は○○ができるからパートナーにはこんな愉しみを提供できそう」など、ご自身のアドバンテージにどんどんフォーカスしていきましょう。

今は十分に引き出せていないことや、眠っている・持っているかもしれないことがきっとあるはずです。
婚活は、まずはご自身が「自分の魅力に気づくこと」「その魅力を引き出すこと」が成功のためのポイントとなります。
そのために「どのような自分でありたいのか」「どんな行動・考え方で生きていきたいのか」を強くイメージしてください。そして自分らしさにあふれる未来創っていきましょうね♪


 

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カミバサミ
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